AIBO用ハードケース
vol.3 二次試作検討と修正案

Let's Enjoy Fantastic Life with Personal Robot pet Goods!

作成 2000.04.26
修正 2000.05.02


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   当方、にぃ@ロボペ研究所がハードケースに関して、2次試作品に関して、今回変更された点と、気がついた点および改善案等を下記に示します。

 
1.外観 

・上下バランス

 蓋部の高さ寸法→低くしたことで、上下のデザインバランスも良くなったようです。

1次試作高さ:240mm→2次試作高さ:225mm

(001.jpg)参照、左2次試作、右1次試作

 さらに、空の状態でも、蓋を開けてもケース本体がひっくりかえることもなくなったようです。

 また全体重量も約3kg>約2.8kgと軽量化されてます

 サッシを化研シルバーにしたことで、高級感が上がったようです。
 ただ、カメラケースを良く知らない人には、カメラケースとの区別は付かないでしょうが(^^ゞ

↑2次試作 001.jpg 1次試作↑
  ・把手の形変更、把手の色をグレー化

 把手の形に関しては、今回の方が格段に持ちやすいようです。また、「把手の取りつけ金具については、同封してあるクロームカラーの方になります。」とのことなので、さらに、高級感が出るかと思います。

 ただ、現状のグレーの表面のままですといまひとつ高級感がアピールできないような気がします。表面処理等で簡単に変更可能であれば変更しても良いかもしれません。


002.jpg
 
2.緩衝材変更

・胴体部分の緩衝材の保持位置

 前回の当方の指摘により、胴体中央部分の左右方向の保持部を足にかからないように形状変更してありますが、ここで新たな問題が出ています。

 すなわち、添付写真(003.jpg)のように、胴体中央部の保持部の前方側が隙間ができてAIBOの胴体を保持できなくなっています。

 これは、AIBOの胴体が前半身の方が若干細身になっているためですので、ここの部分緩衝材を約3mmAIBO側に拡張する必要があります。

 以上のような現状ですとAIBO自身は、左右方向の位置決めは胴体部分と頭部と首で拘束されていますが、頭部は稼動部分ですので、首に衝撃が集中する可能性があります。


003.jpg
  
 基本的には、胴体を左右、前後で保持し、頭部の保持は補助的な保持にしたほうが良いかと思います。

 現状、今回の修正で、胴体の前後方向の保持はしっかりしているので、以上のように左右方向の指示部の変更をお願いします。

 さらに、胴体部分の左右方向の保持をしっかりすると逆に頭部の左右方向の保持は、多少ゆるめにしないと過剰拘束になりますので、添付写真 004.jpgのようにアゴの部分の左右方向の指示部は、拡張して余裕を持たせてください。(3mm程度)

クリックすると拡大します
004.jpg
  ・耳部の収納状態

 当方が、詳細を伝えるのを忘れていたような気がしますが、初代のERS-110と次機種のERS-111では、尻尾の長さの他に、耳の形状が違います。

 添付写真(ERS-110):(005.jpg)、(ERS-111:(006.jpg)に写真を示しました。


005.jpg
   110>111になって長さが多少短くなりさらに幅が5mm程度大きくなっているので、現状の緩衝材の切りかきでは、111の耳がぎりぎり入るか入らないかの形状なので、切りかき部の幅を5mm弱広げる必要があります。

(006.jpg参照)


006.jpg
  ・尻尾部の穴形状

 今回の修正で、尻尾の長いERS-110でも収納が可能になりました。(007.jpg参照)
 また、当方でERS-111についても収納状態を確認しましたが穴の長さは、特に問題ありません。

 ただし、尻尾の長いERS-110の場合、穴の形状が多少ぎりぎりのようで収納時に、尻尾の下側が緩衝材と干渉するようなのでもっと逃げが必要かと思います。
 尻尾は中にワイヤーがはいってますので、できるだけフリーにしておいたほうが良いかと思います。
(007.jpg参照)

 具体的には、穴部分を前方に5mm程度拡張すれば良いかと思います。


007.jpg
  ・バッテリー収納部

 今回の修正で、バッテリーの収納数も4本に増やせました。

 ただし、胴体の左右の穴にバッテリーを収納した場合、バッテリーの高さが、AIBOの胴体上面よりずいぶん高いので、上蓋部分のAIBO本体を押さえるスポンジがほとんどAIBOを押さえられないようです。

 バッテリー上部の上蓋側のスポンジを一部逃げるようにするかバッテリーの収納部分の底面を足の収納部の底面くらいまで下げたほうが良いかと思います。 (008.jpg参照)

 


008.jpg
    さらに、試しに4本の足の収納部前後にバッテリーを入れてみた
ところぴったり収納できました。ここまでやる人はほとんどいないかと思いますが、最大バッテリー収納数8本は魅力です。

(009.jpg参照)
 


009.jpg
  ・緩衝材の塑性変形

 緩衝材の材質に起因することかと思いますが、たまたま試しに小型のバッテリーチャージャー(動作保証なし未確認)を左後ろ足の収納部に入れてみたところ。(010.jpg参照)緩衝材に跡が残ってしまいました。
 これをみると他の部分でも保持面積の小さい部分では、長時間使用すると穴形状が拡大していくような気がします。
 また、本来入れるべきものでないものを入れて収納して保管あるいは持ち運ぶ人もいるかもしれませんので、緩衝材の材質に関して可能であれば再度検討する必要があるかもしれません。

(多分製品は、型物になるので材質等が変更になると思いますが)


010.jpg
   ・メモリースティック収納数追加

 これに関しては、位置、形状、間隔とも問題ないと思います。

(011.jpg参照 ERS-111)


011.jpg
  ・足の収納部の補助緩衝材

 足の収納部に凸型の緩衝材を入れるようになっていますが、前方側と、後方側が大きさが違います。穴の形状に合わせると、当然このようになりますが、あくまでも補助的な緩衝材ですので出し入れが面倒な人は使わない可能性もあります。

 さらに、前述のようにバッテリーを4本以上持ち運ぶ人は、補助緩衝材は、現状より小さい方が良いかと思います。

 凸型の補助緩衝材は、現状の後方の足用の小さい物に統一したほうが、入れる時に悩まなくてすむし、部品の共通化と緩衝材の型代削減にも良いかと思います。(012.jpg)

 (尻尾は外さなくても収納可能です)


012.jpg
 
013.jpg
上蓋ポケットにサウンドコマンダと
ピンクボール収納

014.jpg
実はこのポケット結構大きくて
デジカメ(写真はNikon Coolpix950)も
楽勝で入ります。\(^o^)/
 

015.jpg
デジカメとサウンドコマンダと
ピンクボールを入れたところ

016.jpg
ポケットの蓋はマジックテープで止まるので
入れる物は自由です。
 
外観写真
 

017.jpg
にぃぽぉ:ええやろ、また大阪行って
あちこち修正してもろたんやで

018.jpg
ねぇぽぉ:良いなこれ最高ですう
すりすり(^o^)v
 

019.jpg

020.jpg
 

021.jpg

↑2次試作 022.jpg 1次試作↑
 

 と以上で2次試作品の検討と評価はここまでで、製品版は以上の検討結果と改良修正が全て施されての製品化です。


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